事業計画書の重要性

創業直後の会社にとって、事業計画は非常に重要なものです。
この重要性を①対外的な重要性 と②対内的な重要性 の両面から説明します。

 

①対外的には事業に必要な資金のやりくりで重要な役割を果たします。事業が始まっていない段階では、事業計画書は投資家や金融機関が事業を把握するための数少ない手がかりとなります。創業時に資金調達のための投資や融資が必要になることはもちろん、その後の状況次第で新たな資金需要が発生することも十分に考えられます。その際にどれほど現実的な創業融資計画書を作成できているか、事業を成長させる方向性をどのように考えているかを伝えられなければなりません。また、必要な運転資金や設備投資の算出根拠ともなる資料であり、調達する金額に直接影響するといっても過言ではありません。

 

②対内的には、経営の助けとなります。創業初期には、計画通りに進まず、事業の方向性を変更するなど、事業が不安定ゆえに柔軟な対応が求められます。一方で、その場しのぎの対応をしているうちに、向いている方向性や展望を見失ってしまうことが起きないようにも気を付けなければなりません。随時、現状と事業計画を照らし合わせることで、当初の目標達成率・進捗率の推移、方針転換が求められているのか、必要な方針転換をしているのか方向性を見失っているのかを俯瞰して、意思決定につなげることができます。

 

小原善之税理士事務所では、名古屋市、一宮市、北名古屋市など名古屋周辺を中心に愛知県、岐阜県、三重県のエリアで、創業支援、財務支援、相続などに関する税務相談を承っております。「事業計画書」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。

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