資金繰りとは

資金繰りとは、会社の資金の収入、支出を数字で認識したものです。すなわち、一定期間における資金のやりとりの明細です。その数値の実績や予測を会社経営に活かしていきます。

 

法律で作成が義務付けられている損益計算書を参照すると、売上を筆頭に営業費用や営業外収支、税金などが差し引きされて利益が算出されます。これらの会計数値、税務数値は必ずしも資金のやりくりの金額とは一致しません。損益計算書には、資金の支出がない費用や資金の収入がない収益も、織り込まれています。実際の、手元現金の動きは、損益とは別途に把握しておく必要があります。

 

資金繰りは、会社にとって必要不可欠なものです。資金繰りに失敗し、手元の現金が底をつき、債務を履行できなくなると、たとえ会社の事業が利益を出していても倒産してしまいます。資金繰りなくしては会社は成立しえません。
事業が順調に拡大していけば、多くの場合は資金が不足してきます。いつ資金が不足するのか、いくら調達する必要があるのかを把握し、資金調達方法やビジネスモデルを考える材料となるのが資金繰りです。

 

小原善之税理士事務所では、名古屋市、一宮市、北名古屋市など名古屋周辺を中心に愛知県、岐阜県、三重県のエリアで、創業支援、財務支援、相続などに関する税務相談を承っております。「中小企業の資金繰り」「資金調達支援」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。

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