創業計画書作成のポイント

創業融資は、次のように大きく分けて3つに分類が出来ます。

  • ①日本政策金融公庫の創業融資
  • ②地方自治体が推進している制度融資
  • ③その他金融機関等が行っている創業融資

小さなビジネスを始める場合には、通常、数百万~1,000万円程度の融資金額が多いので、日本政策金融公庫の創業融資でほとんど対応できます。
金融機関の融資担当者で懇意にしている人がいないのであれば、日本政策金融公庫での創業融資をまずは検討しましょう。
日本政策金融公庫は国が後ろ盾となり、起業を後押ししており、条件によっては無担保・無保証で創業資金を用意してくれる金融機関です。

ここでは、日本政策金融公庫の創業融資での創業計画書作成のポイントを簡単にまとめました。

創業計画書のポイントは「売上が上がって事業が軌道に乗り、資金を返済できる事業であるかどうか」が最大のポイントになります。根拠の薄い楽観的な予測ばかりでは審査は通りません。

創業計画書を書く際の簡単なセルフチェックをしてみましょう。

【創業の動機】のポイント

  • 〇創業は単なる思い付きではなく、以前から十分検討していたことか
  • 〇創業は目的であるとともに、次の目的を達成するための手段でもある。
     創業によって何を実現したいのかが明確になっているか など

【経営者の略歴等】のポイント

  • 〇独立して事業を行うのに足るスキルか、そのスキルを身につけるにふさわしい勤務経験を積んできたか
  • 〇勤務時代の頃にやってきた仕事、任されていたことは何か、
     そこから得たものは何かについて簡単明瞭に表現できているか など

【取扱商品・サービス】のポイント

  • 〇本当に儲かる商品・サービスか、その儲けで返済できるかがアピールされているか
  • 〇取扱商品・サービスに継続性、持続可能性があるか など

【取引先・取引関係等】のポイント

〇なぜ、その取引先と取引できるのか?

  • ① 誰が(販売は誰がするのか)
  • ② 誰に(ターゲットは誰か)
  • ③ どのように(ネット、店舗、現金取引、掛け取引)
  • ④ どこで、いつ(立地場所、営業時間) など

「創業の動機」から「取引先・取引関係等」までが整然と一つのストーリーとして成り立っていることが重要になります。
また「必要な資金と調達方法」や「事業の見通し」については、常に計算根拠を意識して記載しましょう。
例えば備品や車両を購入する資金の場合には、契約書の写しや見積書などを準備したり、飲食店や理容・美容院などの売上を記載する場合には、「客単価×座席×回転数」を基にした売上予測であることを記載しましょう。